最近読んでいる本
2013.02.18

 年末だか年始だかにNHKの番組で,画家の安野光雅氏の特番を見て以来,氏の自伝やら対談やらを読んでいる. 自分が安野氏を知ったのはずいぶんと前で,一番最初はたぶん「ふしぎなえ」だったと思う. その後,「はじめてであう すうがくの絵本」や「さかさま」ときて,「ABCの本」や「旅の絵本」シリーズと,20代前半くらいまで,いつも氏の絵を眺めていた様に思う.(もちろん,ここに挙げなかった本も多く目にしている)

 昨日からは,安野氏と彫刻家の佐藤忠良氏の対談を読み始めた.(若き芸術家たちへ – ねがいは「普通」

 別に自分は若くもなければ芸術家でもないが,自分がモノクロのフィルムで写真を撮りたいと思うのは何故なのか?を彼らの言葉の中から見つけたいと思っているのかも知れない.(自分の事なのに「かも知れない」とは情けないが) もっとも直接的には単に読んで面白いから読んでいる.

 自分が若かった頃は,(主に音楽だったが)先達の言葉なんか古くさいし,説教じみているし,最近の事情なんか全然判っていないしとまるで眼中に無かったが,この歳になってから読むと自分にある程度の余裕があるためか,言葉がすんなりと頭に入ってくる.

 自分ももう少し歳をとった時に,できればあまり恥ずかしくない老人になりたいものだと考えて,少し素直に読んでいるからなのだろうが,やはり写真を撮る様になってモノやモノゴトを良く見る様になってくると,そうやって「しっかりとものをみること」で生きてきた画家や彫刻家の話をもっと聞きたいと考えているからなのだ.

 何故写真家ではないのか?というと・・・それは自分でも良くわからない. 森山さんの本や講演録は結構読んでいるけれど.




« | »