見たものを書く
2012.08.25

 写真は撮らなかった. 撮れなかった訳ではないけれど,今回は撮らなくても良いかと思った. 一度訪問すると,その場所と少し仲良くなれるような気がする. きっと次は撮る. 早くまた行きたい.

・ 大きな地方都市のなんでもない日常
・ 奥まった座敷の古びた佇まいと円盤餃子
・ Non-Japanese の一家は誰か一人が必ずデジタル一眼レフカメラを首から下げているの法則
・ 道の駅にあった激安の野菜と果物
・ 住んでいる人の気配が全くない村
・ 線量計の高さを合わせるための白赤に塗られたスティックを使って線量を計測している方々
・ 閉鎖された村役場前に並ぶ警察車両
・ 炎天下で行われる除先作業
・ 広々とした馬場と青々とした草.木製の柵
・ 体格に不似合いなベージュの軽自動車
・ 激ウマの親子丼とピクルス,揚げ浸し
・ キチンとした身なりで日本酒に舌鼓をうつ紳士
・ 真っ黒に日焼けした男子中学生と微妙な距離感で立ち話をする女子中学生
・ 大正12年に立てられた古い映画館と真っ赤なロゴ
・ 電話室,映写室,映写機と空のリール,古いポスター,シートの下を這うオイルヒーターの管
・ 「原発だけじゃないんで」と微笑むOさんの笑顔
・ 信号機と自動販売機だけが生きている国道
・ ファミマの移動販売車
・ 真ん中で折られて鉄筋が剥き出しのままの電柱
・ 傾いた電柱と垂れ下がった電線
・ 道路の反対側に立てられた真新しい電柱とピンと張られた電線
・ 手付かずの津波の被害を覆い隠している背の高い雑草
・ その雑草の陰のあちらこちらからのぞく潰れた車
・ 未だに打ち上げられたままの船
・ 一階が抜けた家屋と風になびくカーテン
・ 破壊された堤防と透き通る海
・ 基礎だけが残された場所に捧げられた真新しい花束
・ 「子供の頃から見知った場所のはずなのに,道が判らない」とつぶやくKさんの後ろ姿
・ 通行止めと立ち並ぶ警察官
・ 屋根に乗せられたビニールシートと土嚢
・ お土産に手渡したスモモ
・ もの凄いいきおいで溶けるソフトクリーム
・ 入道雲
・ 夕焼け
・ 意外に空いている首都高

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