フィルムをどう使っているか 

何度も書き直したんだけど,どうにもうまく書けない.

■ フィルムが微妙に残る問題について

例えば,カメラの中のフィルムが残りあと3カットか4カットくらいだなぁ・・・という状態の時でも,自分はなんとなく勿体ない気がして翌日以降に残りを撮るんだけど,同時に「早く現像して結果を見たい」という残念感がある.

以前にも書いたけど,あるプロ写真家氏の暗室に一度だけお邪魔させて頂いた事があって,その時,何気なくテーブルの上にあったベタ(これがまた美しいんだ!)は6カットだった. えーっ!6カット撮って,巻き戻して現像しちゃうのかーって思った. で,別のプロ写真家の方に伺ったところ,「そりゃーそうでしょう,それが何か?」というご反応でした.orz

確かに自分で現像もしているので,その日のうちに現像して,夜には撮った写真を見ることができて,そうできた時はとても楽しい. 一方で,いつまでもカメラの中にフィルムがある状態というのはなんとなく寂しい. そのうち,どんなつもりでその写真を撮ったのか?も忘れてしまう. いや,それがいいんだという話もあるけど.

■ 同じカットを何カット撮るか?

夕方から夜の写真が多い自分にとっては,何回も書いている通り手ブレやピント外しが大敵なわけなんだけど,どうしても同じカットを何枚も撮るのがなんとなーくためらわれて結局3〜多くて5カットとか,そんな感じ. で,残念な事にフィルム一本まるまる手ブレだったりする. つまり,結局写真は得られていないわけですが,何故かそれを延々と繰り返してしまっている.

で,やっぱりある日,そんな話をプロ氏にしてみたところ,「いや,K山くん,最低10カット.もっと言うと,「これは絶対ものにしたい」と思ったら,フィルム一本まるまる撮ったって惜しくないでしょう?」と. よく考えたら(いや,良く考えなくても)その通りで,結局フィルム一本まるまる同じカットを撮ったとしても,一コマ良い写真が得られれば素晴らしい. ところが,自分の撮り方だと,フィルム一本まるまる撮って,得られる写真は結局ゼロというわけ.

ましてやそもそも技術に問題があるんだから,それを踏まえたらもっと多く撮ったって不思議は無いはず.

細かく別々に36カット撮ったとして,全て傑作(とは言わないまでも焼いてみようかな?と思う)なんてことは絶対に無くて,だとすると当然プロ氏の方が歩留まりが高い. アマチュアなのにさらに歩留まりの悪い方法を選択してしまっている.

旅行に行った時の家族写真とかだったら,オトーサンとしては36カットいろいろな写真を撮るけど,今はそういう用途にはデジカメという素晴らしい味方がいるわけで,フィルムで写真撮って焼いて・・・ってやってるんだから,頭を切り換えないとな.

今日の写真は,中央線三鷹駅近くです. 去年のグループ展用に撮り歩いた場所の一つなんだけど,夜の写真は結局採用せず,夕方に跨線橋の階段から撮った線路沿いのアパートの柱越しに夕陽がちらりと見える写真を一つ展示しました. あまりになんてことない写真だったのですが,自分では今でもわりと好きです.

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