さすがに病棟でカメラを振り回す訳にもいかないので,入院中に撮った写真はiPhoneのものを含めても数枚でした. これはその中の貴重な(笑)一枚. デジカメです.
とにかく歯が痛いので通常の歯ブラシは使えず,マウスウォッシュと極柔らかい特別な歯ブラシでゆっくり磨いてました. それから,クリスマスが近かったので妻が持ってきてくれたサンタさん(これは一部看護師さんに人気でした)と,薬袋. そして,活字を読むのが辛かったので,写真なら大丈夫だろうと思って持ってきてもらったのがTHE AMERICANS.
入院初期は,まだ眼球全体に酷い濁り(?)があって,左右でものの見え方がずいぶん違ったり,右眼は上下左右に全然動かなかったりと難儀しましたが,今ではそのあたりもすっかり良くなりました.
*
今日は退院後初めて2時間ほどゆっくりおしゃべりをして,ずいぶんリラックスできました. 「(見た目は)全然普通じゃないですか」と言ってもらえたので,何だかホッとしました. 早くプリントが出来るように整えたいです. あと足りないのは薬剤とピントルーペくらいかなぁ?と.
*
作家で大学の先輩でもある,奥泉光氏のエッセイを再読しています. 小説と写真は異なる点が多いとは思いますが,氏の書いている幾つかの言葉に頷きつつ写真の事を考えたりしています. エッセイの全てを読まない限りその真意は伝わらないので引用は避けますが,「いたずらに何かを表現しよう」としてしまう自分(あまりそういう事はしていないつもりではありますが)を戒める言葉として記憶しておこうと思っています.
いずれにしても「大切なのは徹底で,徹底的なものだけが面白い」という氏のエッセイに何度も登場するトーマス・マンの言葉(と説明されています)を,覚えておこうと思っている次第です.











はじめまして。
大変なお怪我をされたそうで。
どうかお大事になさってください。
ちょっと前のエントリー「写真と言葉の関係」を拝見しました。
僕も時々似たような思いを抱きます。
特に現代アートとしての写真について。
僕はどちらかというと写真らしい写真、「The 写真!」が好きです(笑)
benさん,はじめまして. お返事が遅くなってしまってすみません.
ようやく少しずつ怪我から復帰しつつあるところです,ありがとうございます.
相変わらず写真と言葉の関係に関してモヤモヤしてはいるのですが,大怪我〜入院〜退院と経て,もう「モヤモヤ」してなんかいられないんだ,とにかく人のことを気にしてるヒマがあったら自分は写真撮らなくちゃ! っていう気分になってます.
どうも「ど・アマチュア」として隅っこの方から眺めているに,「The 写真」を背負っていくのは相当な覚悟が必要に見えて,かえって「こんなの写真じゃない」と(誰が言うのか判りませんが)言われた方が,ポジションとしては「楽」(この言葉は正確では無いです)なんじゃないか?とすら感じています.
う〜ん,暴言お許し下さい.