過去の経験から来る生理的な反応で,自分はソフトバンク社長の孫正義氏の言葉を敬意をもって受け入れることができない.
恐らく2010年現在の彼個人は,非常に前向きな良い人だと思う. ただ,ソフトバンクという会社は現在のネット上の多くの人が彼からイメージする様な会社では無い. 過去,ソフトバンクがどんな人達に何をどの様に売りつけて来たのか?を振り返ってみると,そして現在でもときおり街角に立っているソフトバンク社の末端の営業要員の活動様態は,彼に責任が無いのだろうか? いや,彼も知っているはずなのだ,例えばYahoo!BBをどんな人達にどうやって売りつけて来て,その後どんな顛末をしでかしてしまったのか?という事を.
また,不思議なのは例えばiPhoneを彼が「自分が作った様に」語るということなのだ. これが理解できない. ただ,これは彼のせいでは無いという感触があって,例えばあるCMやあるサイトや,まぁ何でもいいや,なんらかの世の中の耳目を集めるアウトプットがあったときに,それをいろんな層の人達が「オレが/私が作った」と言い,周りの人達は「彼が/彼女が作った」と言う. いやでも実際に作ったのは大抵の場合彼でも彼女でもない. もう少し末端の人達なのだ. もっと言ってしまうと,彼や彼女は大抵の場合,「なんとかしろ」程度の事を言っていただけの場合が多く,そんな事は周りも判っている. 判った上で「作った」という. これが自分には理解できない. たぶん,言葉の定義が違うんだろう.
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彼と佐々木俊尚氏の長い対談が話題となり,どちらにしてもリスペクトをもって受け入れられている様だが,その流れに乗るくらいならば「前世紀の遺物」と後ろ指をさされながら孤独に死んだ方が,自分にとっては百万倍マシで,どうやら実際にそうなりそうだ.(自嘲)










